不信感しか残らなかった共産党中央委員会の対応

事の発端は山下芳生参議院議員のツイート炎上事件です

山下芳生参議院議員のツイートには何も落ち度が見当たらない

このツイートを偏見なく素直に読んでみましょう。

  1. 一行目は犯人の言い分を引用しているだけで、山下氏の意向は関係ありません。
  2. 絶対に許されない犯行と前置きしており、フェミサイドを肯定してはおりません
  3. 容疑者は派遣労働者と性別の属性を消した上で、一定人間をモノのように使い捨てる社会について考えるとしており、性別の問題は問うていません。

このことから山下氏のツイートに何か落ち度があるのかと言えばないのです

タイミングの問題で悪意のある者に故意に内容を歪曲して炎上させた

問題なのは小田急線事件の後というタイミングです。
これに対してフェミニストによるイチャモンをつけるクソリプが大量発生。

【炎上】小田急線10人刺傷 共産党・山下芳生議員の発言「容疑者は派遣労働者だった。社会が悪い」が炎上 フェミニストらが「これは立派なフェミサイド」「弱者がさらに弱者(女性)に刃を向けている事実を無視し男性を擁護」と非難 : まとめダネ!
小田急線10人刺傷 共産党・山下芳生議員「容疑者は派遣労働者だった。社会が悪い」が炎上 フェミニストらが「これは立派なフェミサイド」「弱者がさらに弱者(女性)に…炎上、共産党など。

犯人はあくまで本人の努力不足であり、それを女性のせいにするとは甘ったれるにも大概にしろ。

そういう視点によったクソリプの大量発生です。
そもそも、フェミサイドは肯定していないし、性別を切り離して論じようとしているのは明白なのに、それをガン無視して、弱者男性に同情する女性への人権無視の暴論だと決めつけてクソリプつけて炎上させて潰そうというフェミニスト筋の計略のようです。

この後に発行された赤旗日曜版もヘイト感情がむき出しに

そこで上野千鶴子を持ってくるのは選別をする悪意しか感じない

このタイミングで赤旗日曜版で優生思想むき出しで弱者男性の人権を全否定する上野千鶴子が降臨なんですよ、タイミングを計ったようにして。
要はここまで男のくせに追い込まれたのは相当に甘やかされて育ち、甘ったれた生き様ゆえの自業自得でそれを女性に向けるのは反社の極みであり淘汰させて当然という流れの主旨です。

これによってイチャモンをつけたフェミニストの主張が正当化されてしまうので、山下氏は立場がありません。
結果として山下氏が謝罪に追われるという始末に終わりました。
この状況がまったくをもって腑に落ちないもので、党中央の対応には不信感しかありませんでした
これが私に離党を考えさせた事の発端でもあります。
正直、山下議員が何か悪いことでも言ったのか!

赤旗の編集方針は党中央委員会の方針と考えて構いません

日曜版も公式な党の機関紙ですので、その編集方針から党中央委員会の方針がそうであると言えます。
これを末端の党員が疑問に思ったところでどうにもならない。
これ以降の赤旗日曜版の顔ぶれも、男女平等では決して満足しないような急進派ばかりが目立つという偏向が見られます。

実態は上層部が決めたことを下部組織は追認するだけという民主集中制なので、末端の主体性は踏みにじられています。
そもそも中央委員会の方針に疑問点を問うたり、意見をする機会なんてものが、末端の党員にはないんですよ。
それだけ中央と末端との間にはアクセスのできない壁があるのです。

今のフェミニストがこれだけで済むわけもなく、これに迎合して更に過激なヘイトスピーチを中野区議が展開したので、これは改めて記事にする所でしょう。

一体誰に忖度しているのか

中央委員会が計画した選挙戦略としてのターゲティングか

共産党は選挙に勝つために女性票を極力かき集めるという「選択」と「集中」という戦略に出たのではないかと考えられます。
そのため女性に媚びる、特に意識高い系のフェミニストに迎合するような対応をしているのではないかと見受けられるように思えます。

だからクソリプを付けてきたフェミニストの意向を忖度して、山下氏に落ち度がなかろうとも逆鱗に触れてしまったがために平謝りさせられているのです。

緊縮財政が国民の選別を始める

【三橋貴明】非常時、財政破綻論と国民選別論がコインの裏表になる
【今週のNewsピックアップ】 国債は日本銀行券と同じく貨幣である 予想通り「国民の選別」という 棄民政策に進…

いや、それ以前の話として、
真っ当な競争(そんなもの存在しないのですが)
で負けた国民は、自己責任。

と、財政破綻論が自己責任論を導き、
同時に自己責任ゆえに緊縮財政が
正当化されるという「小さな政府」推進の
レトリックが成立しています。

https://38news.jp/economy/20013

ええ、日本共産党は「小さな政府」推進で間違いないでしょう。
一つは「税収以上の予算を組むという放漫財政は許さない」という緊縮財政に固執することで、政府のできることがどんどん狭くなるため結果として「小さな政府」に向いてしまうこと。

もう一つは過度に女性を解放しようと「極端な個人主義」を目指しており、それはすなわち政府の存在自体が女性を抑圧すると考えるため、いかにして政府を限りなくないものに近づけようかと考えます。
(そう言う意味では、家族とか地域の共同体とかも女性を縛り付ける敵いうスタンスなんですよね…)
こちらは小さな政府どころか無政府主義に近いと言ってもいいでしょう。

さらに言ってしまうと共産党の立場は如何なる状況下でも負けた男は、自己責任

「政府は国民を救いたいけれども、
財政が破綻する。本当に困った人に支援しよう」
と、国民の選別を言い出し、
結局のところ緊縮財政。

https://38news.jp/economy/20013

女性は救いますが、男まで救ったら財政が破綻する
だから、男は、自己責任ということで切り捨てましょう、となります。
勝ち組の男は自助で切り抜けられるでしょうが、そうではない男を救うだけの無駄な税金はありませんと容赦なく切ってしまうのです。

税財源論緊縮財政であるので、税金の無駄遣いは絶対に許さないという考えが強烈にあるのが共産党の救いようがない悪いところです。
根本的に税財源論と財政破綻論は改めないとすべての国民を救える政策などつくることはできません

そして緊縮財政でいることで、すべての国民を救う意思はなく、救う国民と切り捨てる国民の選別をするのだと幻滅したのが2021年11月の葛飾区議選を最後に離党への決定打となります。
直前の総選挙でも選挙区で国民民主の候補者、比例はれいわ新選組に入れて造反しております。

これをするのには当日まで相当な葛藤はありましたが、今の共産党にはすべての国民を救う気概はないばかりか立場の弱い男は社会ダーウィニズムの観点から徹底的に社会から排除しようという意思が見え、それどころか共産党に命を狙われるのではないかと思えてしまったからです。
これは先述した通り後日、羽鳥だいすけ中野区議の暴言によって確信を得ることになります。
離党どころか積極的に抵抗しないと自らの命さえ危ういという状況なのです。

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