日本共産党は改憲派に転向してしまいました

きっかけは近頃共産党が過度に礼賛するフェミニスト

今最も表現規制に熱心なのはネトウヨでも与党でもなくフェミニスト

実はネトウヨは戦前復古的な価値観を持ちながら、それほど戦前のような表現の取締りを推進しているわけではありません。
なぜならそれを推進すれば自分の趣味に関わるものが取り締まられることぐらいは見当が付いているからです。

替わってフェミニストが表現規制に熱心なのは矯風会というキリスト系右派の女性団体の関与もあるため、キリスト教右派からの禁欲主義的な思想による取締りという線も関与していると言えます。
宗教勢力が政治に関与してくるというのは政教分離の原則から許容されるものではありません。
(そういう意味では創価学会が関与する公明党の存在もある意味問題なのですが…)

表現規制の狙いはアクセス権の剥奪にありますが

なぜフェミニストが表現規制したいかというと、女性にとって存在自体が不快と見なしているキモオタが実存の女性からのアクセス権を否認されているために代替手段としてアクセスしようとしているので、これを性的搾取として供給側から遮断して排撃しようというのが狙いです。

実は表現物そのものではなく、需要家の方を攻撃したいのであってそのために供給サイドを潰そうと考えているのです。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎いという言葉がありますが、需要家憎しというあまり供給者たるクリエイターにまで攻撃が及んでしまいます。

フェミニストの要望に応えるには憲法改正は不可避

検閲を復活させるには憲法改正が必要です

フェミニストが望むのは性的搾取とされる表現の発行禁止によって世に出回ることのないようにすることです。
あくまでこの世に存在してはならない表現として葬りたいので、隔離すれば許されるゾーニングで満足して和解するということはありません。

しかし発行を禁止するには検閲が行われることが前提になります
ところが現行の憲法では21条の2項で検閲を禁止しているため、法的に性的搾取と見なされる表現の発行を禁止させるということはできません。
従って、フェミニストが要望する表現の発行禁止を法的に推進していくには、この条項を廃止しなければなりません

日本共産党はフェミニストにコミットした以上は憲法改正は責務です

この人たちから票をもらおうとして政策を作った以上、それに沿った方針を採らねばなりません。

表向き憲法改正には反対と言ってはいますが、この勢力を礼賛している立場上、政策上においても取り込まなければならなくなるため、憲法改正に乗り出すことは避けて通れなくなったでしょうね。

これだけではなく「女性は神聖にして侵すべからず」という規定まで入れてしまいそうです。

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