除名騒動の話というピンポイントな話ではありませんね

この記事では除名騒動の話を挙げていますが、直近の問題ではアンパンマンやボンカレーといった著作権に絡む不祥事や、千葉県委員会の書記長による盗撮事件とこれもまた不祥事と、不祥事続きなことが大きく響いているでしょうね。
Colaboの件はむしろ戦略上のパートナーという位置づけなので、戦略上において狙った層からの票が伸びればよく、この件で批判的な層は政策的にも切り捨ての対象にしているでしょうから、最初から票のあてにはしておらず、影響はないでしょう。
戦略上狙った層からの得票が思うように積み上がらなかったのが主な原因だとしたら、その期待を裏切る行為とも言える千葉県委員会の書記長による不祥事が致命的なダメージと考えて良さそうです。
しかし、不祥事が重なっているので、蓄積されたものも大きいと見ていいでしょう。
「選択と集中」という戦略も問題なかったのか
「選択と集中」という戦略自体が「当たれば成果は大きいが、外したらダメージも大きい」という、ハイリスク・ハイリターンの戦略です。
一体、誰がこのような博打を打つようなリスクの高い戦略を進めたのでしょうか?
しかもこんな戦略は党大会で議論の俎上に出されてないし、後出しにしてトップダウンで下りてきますから、末端の支部でも議論はないでしょう。
そもそも戦略に対してどういう意図で組んだのかも説明してないでしょう。
仁藤夢乃を広告塔にすればルサンチマンを抱えた女性の票がガッポリ入ると目論んでいたのかと推測しますが。
でなければ、この人を必死なって庇う理由がありません。
戦略上のキーパーソンとして最重要な位置づけがなされているからこその必死さでしょう。
山下芳生参議院議員のツイート炎上の際は全く彼を庇いもしなかったのに、自党の国会議員と外部から連れてきた広告塔との間の扱いの差は一体何なのか戦略上の理由も含めてきちんと説明してほしいものです。
それ以前に仁藤夢乃と連帯するというのは唐突ですし、YouTubeでの言動などについて疑問を呈している様子もなく上で決めてしまっています。
ましてや赤旗の編集方針に至っては一般党員が議論する余地はありません。
山下議員の炎上事件の後に出された日曜版(2021年8月21日号)で出てきたあの赤頭(=上野千鶴子)も胸糞悪いのなんの。(あれをやられると本当に山下議員の立場がなく、超絶見殺しプレーなの。)
ジェンダー政策を「選択と集中」のターゲティングに使い、国民の分断で煽る手段に使うという意思が明白にあると受け取れ、これはどういうことなのかと解せません。
全くを以て腑に落ちないことな上に、上から一方的に進められたことであり議論の余地が全く与えられていないので、離党を宣言しました。
(内部から上野千鶴子や仁藤夢乃らの受け売りで「キモい」「穀潰し」「不良債権」という認識をされたら、もう居場所がないのは明白ですし。しかも「(女性からの)需要がなければ淘汰させよ」とは、めちゃくちゃ市場原理主義的な発想ですよ?)
やはりここ最近様子がおかしい
2020年の綱領改定以来、おかしな所が出始めているのではないかと感じます。
まるで政策を外注化しているような感もあります。
そもそもジェンダー政策というか、女性上位を目指す新型フェミニスト政策には明るくないので、上野千鶴子らを指南役として招き入れて師事している様子が「赤旗日曜版の顔ぶれ」からも窺えます。
そしてこの人達に党の方針が振り回されているようですら思えてならないのです。
このような人に政策立案で依存するということは、党内で政策を組立てる力が衰えているということでもありますが、特定の層に媚びを売れば票を伸ばせると安易に考えた姿勢の方にただただ呆れるほかありません。