左派による「オタク=ネトウヨ」という短絡思考の源泉

先入観・固定観念によるもので論理自体は極めて単純

論理的にはA=C、B=C、よってA=Bというもので、これを先入観や固定観念で型枠化されたステレオタイプに対して行われているもの

オタクのステレオタイプがこれ

その容貌から女性から相手にされる可能性が存在しないので、「代償行為」として萌えオタクになるという思い込みでイメージが作られる。しかもこのステレオタイプはおよそ30年前にできていて、長らく使い古されてきている。

概ね女性のオタク嫌悪もオタクのイメージがこのような容貌の悪い人を前提にした偏見による差別意識を持っています。

ネトウヨのステレオタイプがこれ

意識高い系の左派から見れば意識が低い愚かな衆愚と見ており、その意識の低さの原因を「趣味にかまけて自己研鑽をしないから」としている。
そのため「自己研鑽を怠るような人は容貌にも気を配らない醜い人たちになる」という思い込みからこのようなイメージが作られる。

その結果、
イメージ丸被りなんです。
イメージが丸被りしているものだからオタク=ネトウヨという図式ができてしまう訳です。
オタクは醜い、ネトウヨも醜い、よって醜い男はオタクネトウヨである
という論法。結局外見でこうだと決めつけているのである。

如何せんあたしは元共産党員で、まだ党員であった2021年の夏頃に容姿を理由にオタクかつネトウヨ呼ばわりされた事があるのはこのようなステレオタイプが存在してるからでもあるわけで。見た目が悪いだけで思想信条まで決め付けてくるわけなんですよね。女性からの需要がないのは醜いからだ、それをこじらせてそうなったのだから、醜いバケモノになった自業自得だというのです。
なお、今のフェミニストの女性はイケメンの男以外の男は皆これに見えているようです。満点以外は零点という白黒思考が強いので。

スケープゴートにする意志を明確に感じます

「コイツさえいなければ」という感情で問題が起きれば何でもかんでも醜くてキモい男のせいにすれば解決するという思い込みがあるようですが、そんな短絡的な思考をしている時点で賢いとは言えません。現実の問題は複雑に絡んでいるので簡単に解決はできないもの。1秒でも早く解決したいという気持ちから短絡的な論理展開をするようになる。結果的に小林よしのりが新・ゴーマニズム宣言で展開したのと同様の近道論法に陥るのである。

小林よしのりは「公の精神」という言葉を使った言わば滅私奉公によってなされる「道徳ファシズム」によって世の中の乱れを最短距離で正せるかのように謳っていたと記憶しており、あたしは「自由があることが世の中の乱れを起こしているのであれば、自由をなくせばいいという発想は短絡的だ」と呆れていたもの。

だからこれになびくネトウヨ達は物事の解決のためになりふり構わず最短距離で行くことしか頭にない人たちか?と思っている次第だった。
それを左派陣営の方がやり出すと頭が痛い思いがする。

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