まつ

コラム

既に新世代のフェミニストという凶暴なメンドリが台頭しています

2021年3月21日の東京新聞の社説です。卵を多く産むメンドリを繁殖に回したら、産卵率は上がるでしょうか?−。何とはなしに上昇しそうな気がします。 一九九〇年代に米国パデュー大学のウィリアム・ミューア教授が行った研究です。 でも予想に反し、...
コラム

賃上げ交渉は経営者に申し入れても意味が無いことがある

資本と経営が分離している場合は資本の方にも申し入れが必要大手企業の賃上げ交渉を見ている限り、経営者だけに交渉してもあんまり意味が無いんですよね。大手の場合は間違いなく経営者は株主総会で任命を受けて経営を任された存在で、いわゆる株主の手足とな...
コラム

通貨発行を増やすとインフレになるという錯覚

実はデフレの理屈で説明しているという奇怪な現象もデフレの原因は供給過多によることが主な原因で、それを大きく分けると需要を上回る過剰な供給によって値崩れが起きる場合と、賃金抑制の弊害などで、有効な需要を押し下げることで間接的に供給過多を起こし...
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西田昌司の「そもそも国民に主権があることがおかしい」への誤解

言葉が一人歩きして本来の意図しない方向に行っていたことが判明西田昌司と言えば「国民に主権があるのがおかしい」というあのフレーズを思い出しますが、どうも松尾貴史というタレントが、話を最後まで聞かずに誤解して断片的な部分をあげつらって歪められ、...
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消費税は企業経営者に対しては 「直接雇用への罰金」でもあります

節税対策として外注化が促進されるのが消費税の特徴です消費税は消費に対する罰金であり、民間最終消費支出という需要を減らすことはもちろんのこと、企業経営者に対しては実質「直接雇用への罰金」である消費税は、日本史上「最悪の税金」なのです。とりわけ...
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公共事業に対する偏見の源とは

相次ぐ自然災害から、災害対策が急務となり公共事業への考え方が変わりますインフラ投資は無駄と主張するマスコミや緊縮財政を押し進める財務省の情報に騙され、公共事業は不要だという人もいます。私自身、当初の公共事業の印象は芳しくありません。実態は元...
コラム

弾劾裁判でトランプ氏に無罪の評決

1月の米連邦議会襲撃事件は米国の民主主義に汚点を残すもの事件はトランプ前大統領の発言が発端だった。上院は弾劾裁判でトランプ氏に無罪の評決を下したが、選挙の敗北を受け入れられずにとった言動による前大統領の責任は極めて重いでしょう。トランプ氏が...
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やるべきなのはむしろ法人税の引き上げと消費税の引き下げです

ダイヤモンドオンラインの「消費税を上げて法人税率を下げるのは大企業優遇」という幼稚すぎる議論と、まあ結構煽ってくださる記事がありました。率直に言ってこちらの方が株主第一とする幼稚すぎる議論としか言いようがありません。
コラム

森会長の発言の問題点は「2つ」あります

公人に準ずる立場にある人があのような事を述べるのは言語道断です。 むしろそうした男性、しかも年齢の上の人がオープンな議論を煩わしいと感じ、裏や密室で談合のような形で物事を決める方が効率的だと考えているのでしょう。 ただでさえ公的な意思決定の場では少なすぎる女性を更に排除しようとする、まぎれもない女性差別発言と言えます。
コラム

どうしてフェミニストと対峙することになったのか

規制から「解放」されることが自由だと解している点では新自由主義と軌を一にする。根本的には不当な規制があるせいで思い通りの意思決定ができないと考えているので、如何に岩盤規制を破壊して、自身の利益を最大化できるよう意思決定できる環境を確保できるかという視点に立ちます。